編カンパニーについて

ごあいさつ

鎌田麻莉編カンパニーは、1999年8月、エサレン®ボディワーク資格認定コースの運営を目的として賛同する多くの方々の出資のもとに設立されました。現在のamuサロンがある東京・早稲田の地に事務所を開設し、以降2007年まで、カリフォルニアのエサレン研究所の講師を招いての資格コースを開催してきました。2008年からは、心で触れるボディワークスクールとして、本拠地を私の実家のある岩手県花巻市に移し独自のプログラムでオイルトリートメントの施術者を養成しています。2010年からは、東京校がオープンになりました。

2006年を皮切りに温泉旅館内でのリラクセーションサロン・ヒーリングサロンの業務受託を開始し、全国にそのネットワークを広げています。卒業生はそうした受託サロンのスタッフとして実践経験を積む方もいますし、独立開業をされる方もいます。そうした卒業生の施術者のネットワークは、心で触れるボディワークの会をごらんいただければと思います。

心で触れるボディワークスクールでは、私がエサレン研究所で学んだ基礎をもとにして、その後日本という土壌の中でこつこつと実践を積み重ねてきたすべてを、メソッドとしてまとめ、伝えています。
心で触れるボディワークスクールで学ぶ方々には、自分の腕一本で(実際には手ですが、)、自分を100パーセント信頼して生きてゆく術(すべ)を身につけてほしい。

そう願っています。

そして、そのために編カンパニーとしてできる限りのサポートを惜しまないつもりです。

2010年1月
鎌田麻莉
心で触れるボディワークスクール・校長/有限会社編カンパニー・取締役社長


編マップ

業務内容

セラピストおよびボディワーカー養成・支援・ネットワーク/リラクセーション・サロンあるいはヒーリング・サロンの業務受託または技術サポート/心で触れるボディワークスクールの運営


心で触れるボディワークスクール《東京校》

Healing Art Charkha(ちゃるか)内
〒154-0022 東京都世田谷区梅丘1-34-1-6-A
TEL:03-3706-7041
» Healing Art Charka

心で触れるボディワークスクール《本校》

有限会社 編(あむ)カンパニー
〒025-0061 岩手県花巻市本館334-14
TEL:090-6642-2385
FAX:0198-20-0172
amu@esalenbodywork.jp
» 心で触れるボディワークスクール

エサレン研究所の講師の紹介

編カンパニーでは、セラピストのスキルアップの一貫として、カリフォルニア州エサレン研究所での海外研修やまた講師を招いてのワークショップを行っています。定期的な開催ではないので、興味のある方は日程などお問い合わせください。

いままでに、招聘したことのあるエサレン講師は、ディーン・マースン、ブリィータ・オストロム、シャー・ピアス、オリバー・ベイリー、パブロ・ピエーカーです。

以下、ブリィータ・オストロムとシャー・ピアスの紹介を掲載します。その他の講師のインタビューなどはamuニュースレターに掲載されていますので、興味のある方はご連絡いただければ、バックナンバーをお送りします。


ブリィータ・オストロム

ブリィータ・オストロム1999年、最初に行われた日本での資格認定コースから講師として関わり、日本人プラクティションーを愛情を持って育ててきた。エサレン講師の中でも、1960年代からエサレン研究所に関わる“生き字引”的な存在。エサレン®ボディワークを教えるほかに、ゲシュタルト・プラクティスを長年実践し、グループも行う。米国の公認サイコセラピストでもある。

生い立ち
祖父母は北欧からの移民。シアトル近郊のヴァション島出身。沢山の作家やアーティスト、また固い絆で結ばれた家族達による結束の強い共同体で育つ。ジャーナリストを志し、ニューヨーク近くの大学を選ぶが、ベトナム戦争をきっかけに当時の政治やジャーナリズムの主流に幻滅。ワシントンで反戦デモに参加し、最初の夫に出会う。大学卒業後、ブルックリンの貧しい黒人街で、福祉の仕事を一年し、スラムに疲れて、夫婦でサンフランシスコのHaight Ashuburyに移住。友人に誘われてヒッチハイクをしてエサレンを訪れる。
エサレン®ボディワークとの出会い
エサレンに来てすぐに、自分が「触れ合うこと、感じること」、例えば抱き合うとか、センサリーアウェアネスの実験などが居心地悪く苦手なことに気づき、モーリーという女性から初めてエサレンでマッサージを学んだ。彼女は基本的なストロークを教えるが、どうすればよいかを決して教えず、自分の直感を信じて、どこからストロークを始めるか決めなさいといつも強調していた。自分の直感と、自分は全て分かっているということを信頼するのは大変なことだった。
 その一年後に、サイキックリーディングで「あなたはマッサージで人を癒す才能がある」と言われ、以前から誘われていたエサレンのマッサージクルーの仕事を始めた。
エサレンで学んだこと
自分を表現すれば、他の人の素晴らしさがもっと感じられるということ。疑い、悲しみ、怒りをも表現することで、他の人への信頼と愛を表せること。こうした段階を通り抜けた後、人間、場所、植物、動物が、皆互いにつながりあい、共通の核を内側にもっているということを感じられるようになった。
 そして、頭で考えるだけでなく、体に波長を合わせ、その声を聞くということを学び、ヒーリングと個人の成長に欠かせない、ボディ、マインド、スピリットのつながりについての理解が大きく拡がった。いつもではないが、今、完全に「ここに存在している」という素晴らしい瞬間を経験することができるようになった。
エサレン®ボディワークの素晴らしい点
癒しは自分の外の権威ある存在からもたらされるという考えではない点。エサレン®ボディワークは、体の感覚システムを補って完全にするので、心地よい感覚がリラックスをうながし、その中で体は自ら整い、健康であろうと反応する。
セッションしていて最も素晴らしいこと
クライアントが、意識の深いところに落ちていったことを、ゆったりした呼吸やリラックスした筋肉で教えてくれる時、とても満たされた気持ちになる。私もその深い場所に触れることを自分に許す。
教えていて最も素晴らしいこと
タッチを通して相手を感じ、応えることができるということが、分からないで苦しんでいた生徒が「わかった」時。生徒が頭や魂への新しいつながりを見出す時、私も新鮮な気持ちになる。この仕事のおかげで長い時間を落ち着いてゆっくりした意識状態で過ごすことができる。
その他、学んでいること
ゲシュタルトのプロセスワーク。そして、頭と体が特に脳の中でどのように関わり合っているかについて。人々がどう関わり合うか、争いをどう解決するか、どんな構造のコミュニティが理想的に機能するかを勉強している。それから静的、動的な瞑想において意識を集中すること。ダンスも続けている。
私にとって今一番大切なこと
ボディワークを教えること。生涯教育プログラムの仕事。他にはいいコミュニティを作ることをまじめに考えている。ビッグサーでは、丘を歩いたり、海に行ったりすること。夫、娘、母、他の親戚全員が大切。
趣味
私のヒーリングワークの先生になっているガーデニング。ハイキング、写真、文章を書くこと。
今後やりたいこと
より豊かでよい教師になることを実践すること。ボディワーク、感じるワークについて、多分本を書くつもり。ボディワークだけでなく、心理セラピーを学ぶ人の助けになりたい。
日本のクラスについて
私にとって日本で教えることは、ご褒美をもらっているような感じ。日本では、人を尊敬すること、尊厳を持つこと、規律を守ること、食事や仲間と一緒にいることを楽しむこと、言葉を話さなくても人と交流できることを私は学んでいる。
日本人の生徒へのメッセージ
エサレン®ボディワークは、一人一人が自分にふさわしいアプローチを見つけることを教えている。あなたの学んだ技術、直感、様々なトレーニング、個人的な知恵を統合して、相手を感じて触れること。これはアメリカのアートではなく、普遍的な贈り物で、あなた自身が最も大切な要素。自分の中心、核を見つけて、そこから人に触れなさい。そうすればあなただけの触れ方が生まれるでしょう。

シャー・ピアス

シャー・ピアスエネルギー・ヒーリングに大きな興味を持ち、実践してきた。レイキ・マスターでもある。エサレン®ボディワークをスピリチュアル・ヒーリングと位置づけ、常に自分の存在より大きな存在とつながってワークを行うことを教えている。ヨガ、ダンスのクラスも行う。

シャー・ピアス インタビュー
イギリス人の母とギリシア人の父を持ち、あのエサレンもあるビッグサーの大自然の中で育ったというシャーは、大らかでどこか神秘的な雰囲気を携えていた。その彼女が真っ先に見せてくれたのは、着物姿の子供の頃の写真。昔から日本の文化に興味があり、嵐の夜に生まれた息子に雷電(らいでん)と名付けるほどの日本びいき。
二度目の来日で、認定プログラムの指導を終えた彼女に、その生い立ち、ボディワークについて、そして、日本の印象について語ってもらった。
生い立ち〜エサレン
子供の頃はいつもビッグサーの大自然の中で遊んでいたの。でも少しずつ大きくなってくると、自分がアメリカ社会になじめないことを感じはじめた。私は見えない世界と深くつながっていると感じてきたけど、それをサポートするような思想がアメリカ文化にはなかったのね。
ダンス、歌、陶芸など、学校での興味はすべてアートだった。6歳の時にバレエ、10歳でモダンダンス、フォークダンス、ベリーダンス、そしてエサレンでアフリカンダンスを学んだわ。私の両親はビッグサーにたくさんの土地を持っていてプライベートビーチもあったから、私はそこに下りていって、波と大地と空と共に自由に踊っていたの。それは素晴らしい喜びだった。
18歳のとき、私はアメリカ文化の中で自分の役割が見いだせず、自分の生きる目的が分からなかった。でも手を使うことがとても好きだったし、それで人を助けられることがあると思って「これだ!」と思ったの。1972年に初めてマッサージコースを取り、ロルフィングを学び始めた。それからしばらくして私はエサレンで働いている男性と恋に落ち、1977年に結婚してそこに住むことになったの。それはたったの10マイル(約16km)しか私が育った家から離れていなかったけど(笑)。
エサレンに来る丁度数ヶ月前に私は自然の中で一人でいたときに、深淵な体験をしたわ。自然にヨガの呼吸法のようなものが始まって、エネルギーが体の中を動くのを強く感じた。今思い返すとそれはクンダリーニ体験と呼ばれるものだったと思う。意識がシフトしたの。
エサレンは本当に驚くべき学校、場所よね。様々な講師から様々なワークショップを受けたわ。ガブリエル・ロス(フリーダンス・ファイブリズムズの創始者)から8~10年間程学んだし、たくさんの異なったボディワークのテクニックを学んだ。でもその中でも、私はやはりエサレン®ボディワークを深く愛したわ。なぜなら、自由な感覚を味わえるから。決められた型をなぞらなきゃいけないわけではないでしょう。このエサレン®ボディワークを初めて紹介されたとき、私は「やったぁ、自由だ」と喜んだの。自分の直感に従うことができるのだもの。
エサレンに来る前にロルフィングの必須科目の生物学なども学んだし、ディープティシュー、いくつかのトレガーメソッド、仁身術など、いろいろ学んだけど、より微細な働きかけに惹かれるようになっていったの。それぞれのメソッドがそれぞれの価値を持っていて、私にとってはロルフィングを受けることで、子供のころのバレエトレーニングから来た筋肉の鎧に働きかけることができた。それは身体構造的に大きな突破となって、そのレベルで適切だったと思う。でもすぐに、より微細なワークに私の興味は移っていった。私が精神的にも身体的にも大きな危機にあったとき、レイキを毎週2回受けたの。自分の波動が変わっていくのを感じて、意図を伴ったエネルギーワークというものがどれほどパワフルなのかを実感したわ。おかげでその危機を乗り越えることができた。私はその後レイキを学んでティーチャーレベルになり、他にも様々な先生からエネルギーワークを学んだの。
エネルギーワークについて
最も大切なのは私の意図。そして私自身の癒しから始めること。その自分の癒しというのはいつも進行形。完全に自分の全てが癒される日なんて来ないと思う。時々「まだ自分が癒されていないからヒーラーやボディワーカーにはなれない」「自分の癒しが完了したら始めて人に触れる準備ができる」という生徒がいるけど、私は「待たないで」と言うの。「それは常に進行形、途上なのだから、今始めなさい。今ここで自分を受け入れ始めなさい」と。自己受容がヒーリングを生み出すのよ。そしてクライアントにも完全なる受容、無条件の受容を与える。彼らを、修理しなきゃいけない壊れているものと見なしたり、「太りすぎている」とか、「自分のケアができてない」とか、そういったすべての判断を捨てること。そういった裁く心は私達のいきいきとした感覚を弱め、自分と他を分け隔ててしまうわ。
それから私のクラスでは、それぞれが、なにか霊感を与えられるような存在とつながることの大切さについてよく話すの。キリストでも仏陀でも女神でもなんでもいい。
面白い経験をしたことがあるわ。何年も前のことだけど、早朝のとても暗い朝にセッションをしていた時のこと。クライアントが仰向けになっていて、私は彼女の頭をそっと抱えて、キリスト意識を呼び、それを経験していたの。その時にクライアントが目を閉じたまま「太陽が出てきた?」と聞いた。窓が私の後ろにあったのだけど、外はなにも変わっていない。「どうしてそう聞くのですか?」と聞いたら、「とても眩しい、温かい光を感じるから」と答えたわ。彼女は内なる光を感じていたのね。
そんなふうに大きな存在とつながることを私は生徒に教えているの。私達の内側と深くつながり、より大きな創造の力とつながる。そしてセッションを始めるのよ。
そして、それぞれの直感を使うように励ましているわ。分析的な小さな狭い考え方から抜け出して、より直感的な感覚を信じるようにと。
今回の日本のクラスでも何度も何度も言ったのが「愛と感謝の感覚に戻りなさい」ということ。江本 勝氏の水の結晶の写真(人の思いで水の結晶が変わることを証明している)をみんなに見せて、私達の思いがどれほどパワフルであるかということを説明したわ。私達は70%以上が水。だから愛と感謝から触れていくことがいかに大切かということ。
ディーパック・チョプラ(量子物理学者)が何年も前にこう言っていたのを覚えてる。「あなたの体はあなたの考えの全てを聞いている」と。考えは体に刻印されていく。意図で体に影響を与えることができるということ。そういう繊細なヒーリングプロセスにとても興味を持っているの。
セッションでの私の目的は、人々が抱えているものを手放して、感情的なしがみつきを解放することを手伝うこと。そうすることによって、それぞれのスピリットが身体にしっかりと収まり、内側から満たされていきいきとしてくるから。
深いリラクゼーションの中で体は身体的に癒され、同時に感情体も癒しの状態に入っていくと私は信じているの。
日本のクラスについて
今までたくさんのグループに教えてきたけれど、日本のクラスはとても特別。今回も日本の生徒たちと別れる時に、私は嬉しくて泣いてしまった。今まで一度もそんなふうに生徒たちに対して感じたことはないのに。日本の生徒の感受性の豊かさ、そしてその深い集中力に感動したの。みんなと輪になって座っているときに、「私は日本の人々から何かを学ぶためにここに来ているんだ」と感じた。そして岩手の花巻という場所の素晴らしさ。たくさんの癒しのエネルギーを感じるその場所で、コースができることにも感謝しているわ。